ダイエットをしている方の中には、一人暮らしなどで朝にお弁当を作る時間がなく、お昼はコンビニのサラダだけという人も多いのではないでしょうか。
しかし、ただカロリーを抑えるだけの食事メニューでは、満足度も低く、栄養のバランスが悪くなりがちです。
今回は、健康的に痩せるために、コンビニで購入でいるダイエットに最適な食材をご紹介致します。
コンビニ食ダイエットでオススメできる食材の特徴
コンビニ食でダイエットをしようと考えると一般的にはサラダなどを購入する方が多いのですが、
サラダだけでは食後の満足度も低く、栄養バランスを考えてもあまり良い方法とは言えません。
ダイエット中だからと言ってただカロリーを抑えるだけの食事メニューではダイエットを成功させるのは難しいでしょう。
ダイエットを成功させるには、カロリーを気にするよりも、糖質を抑え脂質とタンパク質をしっかり摂ることが重要です。
適度な脂質は食後の満足度を上げてくれる
ダイエット中には敬遠されがちな脂質ですが、脂質は健康的な身体を維持するためには必要不可欠です。
厚生労働省が定めた摂取量の基準においても、1日の摂取カロリーの内1/3を脂質から摂取することを勧めています。
1日の摂取カロリーを1500kcalとしたとき、500kcalは脂質から摂取した方が良いという言ことになるのですが、脂質1gのカロリーが約9kcalですので、1日当たり50gは脂質を取る必要があります。
脂質は消化に時間が掛かるので、適度な脂質を摂ることで食後の満腹度も上がり、また、人間は脂質を摂取することで幸福度が上がるという研究結果もあるので、脂質の少ない食事を取ったときよりも食事の満足度がかなり変わってきます。
無理をしないでダイエットを継続させるためにはしっかりと脂質を摂ることをオススメします。
コンビニ食で脂質を摂るために注意したいこと
脂質の重要性を説明致しましたが、コンビニ食で脂質の摂取を考える場合に注意したいこともあります。
- 脂質が重要だとは言え摂りすぎには気をつける
- 揚げ物や加工食品の脂質はさける
脂質の摂りすぎについては、あえて説明しなくてもわかるかと思いますが、脂質はあらゆる食材に含まれています。
例えば、たまごやパン、サラダにかけるドレッシングなど、コンビニで購入できる食材の多くに脂質が含まれていますので、脂質過多にならないよう他の栄養素とのバランスを取ることが重要です。
第二に、揚げ物や加工食品の脂質についてですが、揚げ物や加工食品に含まれる脂質など、熱を加えてから時間が経った脂質は酸化しておりダイエットには大敵です。
コンビニ食でダイエットを行う際に注意したいのがこの酸化脂質で、酸化脂質は身体に脂肪として貯まりやすく、またアレルギーの原因になったりと健康の為にも良くありません。
菓子パンや、ポテトチップスなどの食材に多く含まれていますのでダイエット中はこれからの食材は避けましょう。
ダイエットの強い味方タンパク質をしっかり摂る
脂質と合わせ意識して摂取したいのがタンパク質です。
タンパク質は身体を作る上でとても重要な栄養素で、ダイエット中にタンパク質が不足すると痩せづらい体質になったり、脂肪よりも筋肉が減ってしまい、スタイル維持ができなくなってしまってリバンウンドしやすい身体になってしまいます。
タンパク質の1日の必要摂取量は体重×1gが好ましいとされていますので、不足しないようしっかりと摂取しましょう。
コンビニ食でタンパク質を摂るために注意したいこと
タンパク質も脂質と同様にあらゆる食材に含まれています。
しかし、コンビニ食で必要量のタンパク質を摂取しようと思うと摂取カロリーが多くなってしまうことが多いです。
糖質や脂質に比べタンパク質自体のカロリーは非常に低いのですが、コンビニで購入できるお弁当や麺類、パン類などは含まれているタンパク質量に比べ、炭水化物(糖質)の量が非常に多いので注意が必要です。
コンビニ食材で必要量のたんぱく質を摂取するためには、これから紹介する「高タンパク低糖質」の食材をうまく取り入れることが非常に重要になります。
炭水化物(糖質)の少ない食品を選ぶ
コンビニ食でダイエットを行う際に最も注意したいのが炭水化物(糖質)の摂りすぎです。
ここまで説明したきた通り、脂質やタンパク質はあらゆる食材に含まれていますが、コンビニ食でそれらを補おうとした場合、炭水化物(糖質)の過剰摂取となってしまう場合が大変多いです。
コンビニで購入できる商品の多くは炭水化物(糖質)が中心の商品が多く、おにぎりやサンドイッチ、お弁当や麺類なども、脂質やタンパク質の量に比べ、炭水化物(糖質)が多く含まれていますのでダイエット中にはあまりオススメできません。
炭水化物(糖質)自体はエネルギーを作り出してくれるので、身体に悪い物ではないのですが、ダイエット中の摂りすぎには注意が必要です。
炭水化物(糖質)をが多く含まれる食品は控えめに
例えば、おにぎりを食べるなら一つだけにするなどして、炭水化物(糖質)の摂りすぎには注意しましょう。
おにぎりとサンドッチを合わせたり、麺類とおにぎりを合わせたりすると多くの場合、脂質やタンパク質の摂取量と比べ炭水化物(糖質)の摂りすぎになってしまう場合が多いです。
炭水化物(糖質)を完全にやめる必要はありませんが、ダイエット中は炭水化物を控え、高タンパクの食材を加えるなどして栄養のバランスを考えましょう。
コンビニで購入できる低糖質・高タンパクのおすすめ食材
ここまでダイエット中に必要な栄養素や注意したい栄養素を説明してまいりましたが、
ここからは実際にコンビニで購入できる食材でダイエットに最適な食材はなにがあるのかご紹介致します。
コスパも高いコンビニダイエット食品オススメはゆで卵
コンビニ食品でダイエットにオススメなのはゆで卵です。
ゆで卵には脂質とタンパク質が多く含まれており、ビタミンやミネラルも含まれていますのでダイエットには最適な食材です。
また、価格もお手頃なので続けやすく昼食のサラダにゆで卵を加えるだけでお手軽に栄養バランスを補うことが可能です。
デザートとしても最適な低糖質ヨーグルト
オイコスやパルテノなどの低糖質・高タンパクなギリシャヨーグルトは昼食のデザートとしてもオススメです。
手軽にタンパク質を摂ることもできカロリーも控えめなのでダイエット中、小腹が空いたときなどにヨーグルトを食べると空腹がまぎれますよ。
ヨーグルトを食べるときは低糖質のものを選びましょう。
高タンパク食材の代表サラダチキン
低カロリーで高タンパクなサラダチキンはダイエット中の男性におすすめです。
ダイエット中に不足しがちなタンパク質を補うことで筋肉の減少を抑え、脂肪を燃焼させてくれる効果があります。
また、低価格でボリュームもありますので満足度も非常に高いです。
味が飽きやすい、外では食べづらいなどの点もありますが、ダイエットに最適なコンビニ食材の代表各です。
栄養バランスの取れているとうふそうめん
低カロリーで脂質・タンパク質のバランスが取れているとうふそうめんもオススメです。
豆腐が原料ということもあり女性には嬉しいイソフラボンが含まれています。
また他の食材に比べ食べやすい味なので飽きることもありませんし、食事の満足度が非常に高いのも特徴です。
サラダを加えてとうふそうめんのサラダ麺などにアレンジすることも可能で、麺類やおにぎりなどの炭水化物に置き換えるだけでもかなりのダイエット効果になります。
手軽に食べれるさけるチーズ
コンビニで購入できる商品のなかでお手軽さナンバー1はさけるチーズです。
さけるチーズはカマンベールやモッツアレラチーズに比べ脂質が少なく高タンパクなのが特徴です。
6Pチーズなどのプロセスチーズも栄養のバランスがとても良いのでダイエットにはオススメです。
コンビニ食品でダイエットを成功させるには
ここまでコンビニで購入できるダイエットを成功させるためにオススメの食材をご紹介してきましたが、
最後にコンビニ食品でダイエットを成功させるためには以下の点に注意をしましょう。
- 昼食にサラダだけ等の無理なカロリー制限は行わない
- 脂質とタンパク質を意識してしっかり摂る
- 毎日同じメニューは続かないのでオススメ食材で食事のバリエーションを増やす
コンビニ食品でダイエットを成功させたい!と思ったとき、
今回ご紹介させて頂いた食材を中心に上記の三点を意識することで、無理なく健康的にダイエットを行っていくことができます。
もちろんコンビニ食品だけではなく、可能であればお弁当を作ったり自炊を行う方が良いのですが、コンビニ食材だけでもちょっとした工夫を加えることで、
ダイエットを成功させることは可能です!
今回紹介させて頂いた食材について、
下記に詳しい紹介をしていますのでそちらもご参考にして下さい。